roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~組み立て編その2~
放置しすぎて色々忘れておりますが
引き続き備忘録と考察を致します
◆パラ完ポイントその5
リアディレイラー用アウターケーブルの出口に注意
ジャグワイヤーのアウターケーブルがとにかく固く、ディレイラーへの接続でU字に曲げたテンションでアウターケーブルがチェーンステーからの出口で折れる可能性がありました
完成車はだいたいここにバチッと決まった保護用パーツがあり、これが無い完成車は注意が必要かもしれません
フレームに付属していた保護用のパーツはアウターケーブルが通らない仕様(フルアウター仕様ではなかった)だった為、ピンバイスで穴を広げ無理くりアウターを通しました
アウターケーブルの長さも完成車に比べちょっと長くなっており、ケーブルの硬さからどうしてもこの長さでないとディレイラーに接続出来ませんでした
そもそもヘッド回り含め、フル内装にジャグワイヤーを使うのは避けたほうがいい!!
(日泉ケーブルがいいらしいです)
◆パラ完ポイントその6
シートポストが落ちる
試走でシートポストが落ちました
事例として、カーボングリッパー塗ってない、逆に塗りすぎ、滑り止めが施工されていない、そもそもトルク不足などなど参考になる情報はネット上に多くあったのですが
結果として、どれも該当しないことが原因でした
これ、シートポストをフレームに押し付けるための金属パーツなのですが
なんと、トルクに負けて削れていました
トルクがここで逃げてシートポストが落ちたというわけです
締め付けトルクは4ニュートンほどです
付属の平ワッシャーと受けの接地面が狭い(穴が大きい)のが原因で、幅の広い平ワッシャーとバネワッシャーをかますことで改善しました
おかげさまでせっかく塗装したシートポストがガリガリに・・・
バーテープについていたテープでガリガリを隠しました
◆パラ完ポイントその7
ガタ!?
またがってブレーキを掛けた状態で前方方向に体重移動すると、フォークが写真のようなイメージでブレるんです(写真のぶれ幅はかなり大げさに)
いわゆるガタってやつですかね?ヘッドのトップキャップ締め付けトルクを多くすることでだいぶマシにはなりましたが、完全に無くなったわけでは有りません
コラムを少し削ってみましたが変化なし
で、今のところ原因の有力候補が、これ↓
スペーサーです塗装していますが、元は柔らかめの樹脂製
ハズせるように背面が割れており、ここで力が逃げていると考えております
材質変えて試したくても特殊パーツすぎて代用品がありません
スペーサーは3枚使用していますが、今度一番分厚いスペーサーを取り再調整して見る予定です
◆パラ完ポイントその8
油圧ブリーディング(未解決案件)
バラ完の中で一番難しく感じたのが、油圧ブレーキのブリーディングです
マニュアル通りにやってみたり、シリンジに目一杯ミネラルオイル入れてブレーキキャリパー側からオイルを送ってみたり気泡は追い出せているはずなのですが、未だにフィーリングがよく有りません
(ブレーキがあまく感じる)
気泡が入っているとその分ブレーキホースの中で気泡が圧縮してしまうのでブレーキがあまくなるのは物理現象として理解出来るのですが、もしかして気泡が入っていないのにブレーキがあまくなる物理現象があるのかもですね
可能性1 どこかでブレーキホースの断面が変形して抵抗になっている
➔これだと逆にブレーキレバーが固くなる反面、ブレーキが効きにくくなるので抵抗は考えにくい
可能性2 どこかでブレーキホースの断面が変形していることで圧力がここで逃げる
➔圧力がかかったときに真円に近い形状まで変形、その分圧力が逃げているのではないか
(潰れているチューブに内圧がかかるとポコっと真円に近い形状まで膨らむ)
可能性3 そもそもまだ気泡が残っている
ハンドルからステム、ヘッドチューブにかけて結構無理なルーティングとなっているためブレーキホースの断面が変形、ここで気泡がひっかかっている可能性も十分ありますが・・・今度大きなシリンジを入手して試してみる予定です
機械式、ありだったな・・・
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