スキップしてメイン コンテンツに移動

roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~プロテクションフィルム編~

 roadbike build!

モデラーがロードバイクをバラ完する

~プロテクションフィルムと表面保護テープ編~

重量増えるから、ロードバイクでほぼ全面プロテクションフィルム貼ってる人はあまりおられないかと
ですが
我がフレームはウレタンクリア失敗して保護層がほぼない状態なので!
人生初プロテクションフィルムを水張りすることにしました

用意したもの
プロテクションフィルム(ハッピークロイツ153cm×30cm 2個)
表面保護用テープ(3M)
キッチンタオル
中性洗剤を適当に薄めた液を入れたスプレー(以下、洗剤液とします)
脱脂剤(ここではシリコンオフ)
マスキングテープ
スキージー的なもの
ドライヤー
クロス
他 デザインナイフ、鉄定規


プロテクションフィルムを貼る

まず、マスキングテープで型取りしプロテクションフィルムを切り出します
接着面のフィルムを剥がし洗剤液を吹きかけます
プロテクションフィルム貼り専用の液が売られていますがなんか高いし、試験的にやってみたところ洗剤液でなんとか行けると判断しました
こういったフィルムの専用液はジェル状のようで、位置決めと気泡を追い出しやすいのだと思います
貼る箇所を脱脂してからプロテクションフィルムをのせ、位置決めします
水張りでないとこの位置決めが出来ません、フィルムがくっついてしまうから
プロテクションフィルムは表面側にも薄いフィルムがあり、位置決めしてからこれも剥がします
ドライヤーで温めて柔らかくしているところ
柔らかくなったら局面に馴染むようフィルムを少し引っ張り
スキージーをあて洗剤液を左右に追い出していきます
貼る順は面ごとに決めていかないとフィルムがよれてしまいます
局面にフィルムを巻き込むように貼る場合、ドライヤーで暖めながら貼りたい方向にフィルムを引っ張り伸ばす感じで貼りましたが、フレームとフィルムの間に洗剤液がないと気泡が出ていきませんので、ちょこちょこ洗剤液を接着面に吹きかけてあげる必要があります
専用液がジェル状の理由がここで理解出来ました
洗剤液は中性洗剤を薄めたものなのですぐタレてしまい、ドライヤーで温めればすぐ乾いてしまいますが、ジェル状であれば吹きかけても保持してくれますよね

気泡が入ると悲惨ですが、トップチューブは大成功!
プロテクションフィルムを伸ばしながら貼ったところは、まじまじ見ると表面が少し梨肌(大袈裟に言うとブツブツになっていること)になってしまいました
このプロテクションフィルムの特性なのか引っ張りすぎたのか、高級なプロテクションはこうはならないのかはわかりません
一つ言えることは、洗剤液じゃなく専用液を使ったほうが難易度は明らかに下がります
シートチューブに貼っているところ、ここは左右でフィルムを分割しています
目地は目立つから少なくしたい、でもそうするとものすごく貼りにくくなるからなるべく貼りやすいフォルムの分割を考えねばなりません
ほぼ全面にプロテクションフィルムを貼り終わった状態です
遠目ではわかりませんが、近くで見るとプロテクションフィルムの目地はやはり目立ち決してテンションが上がる仕上がりではありませんが、気泡がほぼなく貼れたのは良しと言っていいでしょうかね
なお、テンションがかかる部分や他パーツ接地面、入隅等貼りにくい部分にはフィルムは貼っていません

フィルム貼り、これで終わりません

表面保護用テープ(3M)を貼る

貼ったプロテクションフィルムは接着力が意外に強く例えば数年後に剥がす時、絶対塗装面も剥がれるぞ、張替えは無理だなと想像しました
(自作塗装フレームでの懸念です)
そこで、ロードバイクでもよく使われているスコッチの表面保護テープでプロテクションフィルムを保護することを思いつきます
ダブルプロテクションです
施工方法は、プロテクションフィルムと同じ、洗剤液を使用した水張りです
プロテクションフィルムの上に表面保護テープを試しに水張りした写真です
わかりやすく、表面保護テープを剥がしかけています
遠目にて
もっとクリア感が失われるかと思っていましたが、水張りすることで保護テープはこれだけ目立ちません
傷つきやすいところ、汚れやすそうなところに表面保護テープを貼りました
貼りやすい剥がしやすいでこれはめっちゃ有りですね
少し引っ張りながら貼ると縮む力で吸着力が増すようです

これでフレーム作りはついに完了です!それでは!


コメント

このブログの人気の投稿

デカール軟化剤とリキッドデカールフィルムでミニカーデカールを保護する

久々に1/43スケールネタ 全面デカールミニカーを購入したので、デカール軟化剤とリキッドデカールフィルムを使用し経年劣化予防を行いました。 写真は経年劣化予防施工済みのミク号とリキッドデカールフィルムです。 (ビフォーアフターなくごめんなさい) だいぶ前にZ4ミク号で同じようなことを紹介しておりますが、補完の意味で再度紹介したいと思います。 【デカール軟化剤とは】  水転写式デカールを柔らかくし、下地に密着させるためのもの 【既製品ミニカーでデカール軟化剤を使用する理由】   デカール軟化剤でデカールの浮きを無くすことで、経年劣化によるデカールの割れを極力抑制する  デカールの浮きをなくすことでカウルラインがハッキリしリアル感が増す 【リキッドデカールフィルムとは】  劣化したデカールを水に浸してそのまま使用するとデカールがバラバラになってしまうため、これを塗ることで糊の層を厚くし弾性を得させることでデカールを復活させるためのもの 【既製品ミニカーでリキッドデカールフィルムを使用する理由】  デカール保護層を厚くしデカール経年劣化を極力遅くする  クリア塗装したほどではないが光沢を得ることができる  クリア層が形成されることからデカールの発色が良くなる  施工が楽  といった具合です。デカール軟化剤を使用するのは難易度(デカールを壊すリスク)が高いため、リキッドデカールフィルムを塗るだけでも効果は大きいかと思います。 20200802追記  ※1/64スケールですが、TARMAC WORKS(R8LMS)とPARA64(R8LMS)は、リキッドデカールフィルム筆塗りで白文字ロゴが溶けてしまいました。 軟化剤で誤って溶かしたことはあるもののリキッドデカールフィルムで溶かしたのは今までで初です。特にPARA64に至っては白デカールまで溶ける始末、デカール自体にノリが乗っていないとか!?まさかでデカールの上にタンポ印刷?? Sparkのものは全く問題なくリキッドデカールフィルムを施工出来ます。 ◆ デカール軟化剤とリキッドデカールフィルムを使用し経年劣化予防方法1  まず、ワックス等油分を除去する為エナメルシンナー等で軽く表面を掃除する  ※カウルラインに沿ってデザインナイフでデカールを切る(ご尊顔を切る勇気があ

1/64デカールカスタム NSX GT3 ラッキーストライク仕様 

つや消しクリアを塗装して架空スポンサードマシン完成

1/144 十八試局地戦闘機 震電