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1/144 UH-60J

1/144 UH-60J KY重工〇〇工場から5機のUH-60Jがロールアウトしました 5機のうち、一番力を入れたのがこの機体 エフトイズの半完成品をベースにプラッツのUH-60Jキットからエッチングとデカールを流用し制作しました(そもそもプラッツのキットはエフトイズの金型を使用しエッチングとデカールを付属させたもの) いまいち形状がよく分からなかったのがIRサプレッサーという赤外線抑止装置 プラッツのエッチングにこのIRサプレッサーは付属しているのですが 説明書通り指定の範囲を加工しエッチングを折り曲げ設置しても形状というよりディテールがどうもおかしく、気に入らないのでプラバンで自作しました 塗装前仮組み状況 白いのがプラバン、金色がエッチングと真鍮線 ワイパーはリペイント後に設置 HFアンテナのエッチングも相当なマゾ要素があり、ステーの下穴に少しでもズレがあるとすぐグニャリます 難易度は激高です この機体以外はHFアンテナをプラバンと真鍮線で組みましたが、エッチングより楽でした 空中給油装置「プローブ」がいかします パーティングラインはヒケの補修とともにパテを入れましたが、浮き出てきてしまっていますね、失敗 残りの4機はエッチングは用意せず、プラバンや真鍮線からディテールアップパーツを制作しております 次はオスプレイかドラネコかF15改か

ミニカーのクラックを直す

ミニカー、表面にクラック発生していませんか? 所有しているミニカーで、劣化対策していても年代に関係なくいわゆる普通の白のミニカーに発生しています 今回はその原因の考察と処置(補修)を記録致します ◆考えられる原因 第一の原因  経年劣化による熱膨張、収縮の繰り返し(ダイカストと塗膜の熱膨張、収縮比が異なる) 第二の原因  塗膜の乾燥により粘りがなくなり上記の熱膨張、収縮比に追随出来なくなる 第三の原因  下地のダイカスト自体にクラックが発生する(もうこれはどうしようもない) 第四の原因  塗装の種類によって強度(粒子の繋がり)が異なる 特筆すべきことは第四の原因です。昔作ったメタルキットの白も経年でクラックを起こしましたが、当時、プロモデラーのお方から 白は弱いからクリアか他の色を少し混ぜる といいとのアドバイスを頂いたことがあります。過去のミニカーコレクションでクラックが発生しているのは普通の白ばかり(例外として、マルボロレッドなど顔料と染料の材質の違いによりクラックが発生することもあります) とにかく、コレクションに熱くなっていたあの頃のミニカー、並んで買ったあの頃のミニカーにクラックが出ていたらショックなわけですよ タッチアップは補修痕がちょっと目立ちすぎるし目立たなくさせるには難易度が高いかつ時間が掛かる(かつ説明が面倒くさい)そして 完全に直す方法はリペイントしかない そんなこんなでここでは分解せずに比較的、楽に直す方法をご紹介致します ◆方法その1 ラッカーシンナー(リターダー入り)で周囲の塗膜を溶かしのばす 用意するもの  ラッカーシンナーリターダー入  先の細い筆  塗料皿 方法  塗料皿にラッカーシンナーを入れ、筆にシンナーを含ませクラック部にちょんちょんとシンナーを乗せる  少ししたら先の細い筆でクラック回りを複数回軽く撫でてみる  筆に白い塗料が付きだしたらクラック上部に塗料を誘導していく  一旦乾燥させて様子見  同じことを繰り返す(但し、溶かしすぎて塗膜が凸凹するので2~3回まで) メリット  溶かしやすい  リターダー入のため、乾燥後は比較的塗膜表面が平坦になりやすい デメリット  臭気有り  溶けやすいため、溶かしすぎに注意する必要がある  くれぐれもデカールに付着しないようにする(デカールが即溶ける為) 【ラッカーシンナーを使用したビ

roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~組み立て編~

 roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~組み立て編その1~ 形にするのは誰にでもできる、そこそこ使えるものはそこそこ浅知恵でもできる でも、安全を担保した上で性能を発揮できるものを作る からの~チューンナップと維持 これは知識だけでなく経験の積み重ねで信頼という技術が構築されなければ成せないものでありますね やってみなければ何事も経験になりませんし技術は身につきません バラす直せない、からの~怒られる こんな少年時代の記憶、誰にでもあったりなかったり!? ・・・ スクラップアンドビルドでこの国はのし上がってきたのですよ (よし、息子には壊してもいいものを与えよう) なので、門外漢もはなはだしいただの一庶民のわたくしの多様性を高めるべく、何としても自力で仕上げる、絶対途中でショップに持ち込まないと決め込みバラ完に挑戦した次第です (プロの方に失礼になってしまったら申し訳有りません) 作業中に疑問点や違和感、おかしいなと思ったら立ち止まり、とにかく調べる、見る、の繰り返しでした バラ完の手順等は多くの動画、ブログに大変お世話になりました 前置きが長くなりましたが、ここではバラ完の手順等は省き、私なりの備忘録を取りまとめていきたいと思います バラ完における教科書 ①youtube   road bike build  と検索  見まくりました  合わせて 野澤伸吾様  マジ神 ②SHIMANO    ディーラーマニュアル 、 各グレードの仕様書   (←リンク埋め込んであります)  これなかったら組めませんでした、マジ仏 ③書籍  私の場合、用意しませんでした。②を補完するにはあったほうがもちろんわかりやすいと思いますが、良い本と出会えませんでした  通勤中の愛読書はディーラーマニュアル♪ で、だいたいよくわからないのでググる ネットの海は広大です ◆バラ完ポイントその1 内装フレームへのアウターとブレーキホース通しにルーティングツールキットは必要なかった(但し、ピンセットは必需) 個人的に意外だったのがこれです 磁石付きワイヤー使ってダウンチューブ内を誘導している動画をよく見ましたが 個人的にはむしろルーティングツール使ったほうがやりにくかった、というか時間がかかりすぎない?という感想です これはエアロハンドルも然りですが、エアロハンドルの

roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~プロテクションフィルム編~

 roadbike build! モデラーがロードバイクをバラ完する ~プロテクションフィルムと表面保護テープ編~ 重量増えるから、ロードバイクでほぼ全面プロテクションフィルム貼ってる人はあまりおられないかと ですが 我がフレームはウレタンクリア失敗して保護層がほぼない状態なので! 人生初プロテクションフィルムを水張りすることにしました 用意したもの プロテクションフィルム(ハッピークロイツ153cm×30cm 2個) 表面保護用テープ(3M) キッチンタオル 中性洗剤を適当に薄めた液を入れたスプレー(以下、洗剤液とします) 脱脂剤(ここではシリコンオフ) マスキングテープ スキージー的なもの ドライヤー クロス 他 デザインナイフ、鉄定規 プロテクションフィルムを貼る まず、マスキングテープで型取りしプロテクションフィルムを切り出します 接着面のフィルムを剥がし洗剤液を吹きかけます プロテクションフィルム貼り専用の液が売られていますがなんか高いし、試験的にやってみたところ洗剤液でなんとか行けると判断しました こういったフィルムの専用液はジェル状のようで、位置決めと気泡を追い出しやすいのだと思います 貼る箇所を脱脂してからプロテクションフィルムをのせ、位置決めします 水張りでないとこの位置決めが出来ません、フィルムがくっついてしまうから プロテクションフィルムは表面側にも薄いフィルムがあり、位置決めしてからこれも剥がします ドライヤーで温めて柔らかくしているところ 柔らかくなったら局面に馴染むようフィルムを少し引っ張り スキージーをあて洗剤液を左右に追い出していきます 貼る順は面ごとに決めていかないとフィルムがよれてしまいます 局面にフィルムを巻き込むように貼る場合、ドライヤーで暖めながら貼りたい方向にフィルムを引っ張り伸ばす感じで貼りましたが、フレームとフィルムの間に洗剤液がないと気泡が出ていきませんので、ちょこちょこ洗剤液を接着面に吹きかけてあげる必要があります 専用液がジェル状の理由がここで理解出来ました 洗剤液は中性洗剤を薄めたものなのですぐタレてしまい、ドライヤーで温めればすぐ乾いてしまいますが、ジェル状であれば吹きかけても保持してくれますよね 気泡が入ると悲惨ですが、トップチューブは大成功! プロテクションフィルムを伸ばしながら貼ったところは、まじまじ見

roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~リカバリー編とコラムスペーサー~

 roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~リカバリー編~ ウレタンクリア塗装にて気泡が入り、これを削り落としたことにより下地が露出 この補修を執り行います 脱脂してから ➔補修箇所をマスキング ➔軽くミッチャクロンを塗布 ➔補修用塗料のメタリックブラックを準備 (全体塗装に使用した缶スプレーをビンに移し少し希釈) ➔ホビー用エアブラシで塗装 ➔ラッカークリア塗装 ➔コンパウンドがけ の順で実施してみました ホビー用エアブラシは塗布量が少なく飛散も少ないため、養生をして自室で行いました ヘッド周りのビフォー・アフター コンパウンドで磨いたらムラが出てしまいました コンパウンドがけしすぎてラッカークリア層下のメタリックブラック層まで到達しまい塗装補修の境界線がくっきり出てしまったことが推察されます ここから塗装補修吹きっぱなし仕上げをするのも面倒だし、ぱっと見分からないし、妥協します 補修こそ知識と意識と腕前の真価が問われますね、ムズい (スジボリ堂さんの格言でありそう) スーパーメカニックである 野澤伸吾氏 (バイブルというかマジ神) が ワイズロード時代、フレームと穴の空いた当て物とスプレーの絶妙な距離感を維持しダイナミックに塗装補修を行う動画をyoutubeにアップしていましたが、とても参考になります 該当動画が見当たらなかったのでトップリンク貼っておきます https://www.youtube.com/@shin5nappa/featured トップチューブの ビフォー・アフター 暗くてわかりにくいですが、ここは補修痕跡なく仕上げられました コラムスペーサーいついて コラムスペーサーも塗装しデカールを貼って遊んでいます このコラムスペーサー、専用設計の樹脂製(たぶん硬質プラスチック)です 塗装する前はとてもチープでした そしておそらくですが、通常はありえない材質です 理由 ・内装ケーブルのテンションで部分的に膨らむ ・これによりコラムスペーサーどうしの接地面積が減り樹脂製で柔らかいから、トップキャップ締め付けの際にテンションが少し逃げる (実体験として、乗車しブレーキをかけた状態で体を前後させるとフォークがギシギシする) 以上から コラムスペーサーはカーボンかアルミ等金属製を推奨します フル内装の場合は特に注意が必要かと まあ、こん

roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~ウレタンクリア塗装編~

 roadbike build!モデラーがロードバイクをバラ完する ~ウレタンクリア塗装編~ 大失敗編でございます 実施時期は去年の夏 広い屋内と脚立を借り、ホームセンターで調達してきた幅広のマスカーで養生を行いました ベース塗装を行ったときと同じ、屋内の広いスペースで塗装です 天気から塗装するにはちょっと暗くて、スポット照明がほしいレベル ここまで養生するなら屋外塗装が明るくて正解でした 使用したウレタンクリアは検討の結果、ホルツのウレタンクリアとしました カーペイント代表格のソフト99製ウレタンクリアはカラーペイント完全硬化前に塗装しなきゃいけないようで、今回の製作工程には合わないと判断、ホルツのウレタンクリアをチョイスしました ホルツ ウレタンクリアコートスプレー 2液型 320ml MH11603 用意したウレタンクリアスプレー缶は2本、フレーム、フォーク、ハンドル、シートポストに塗装しましたが クリア層の厚さ確保は足りなかった感があります 膜厚確保と余裕をもった塗装(リスク回避)を行うなら4本は準備しておけばよかったかも パラ吹き後、厚吹きを軽く行ったところ まだまだゆず肌、ちょっと硬化がはやいか?もう少し近くから塗装してみるかな この判断がおそらく間違いのもとでした ウレタン塗り重ね後、数時間放置 ある程度硬化していることを確認し社内にぶら下げ帰宅(夏場だから硬化反応が早かった) 遠目だといい感じなのですが・・・ ・・・異常に気が付きます おわかりいただけただろうか・・・ 紙やすりを当てたところ 白い部分、全部気泡です 下地がコンニチワではありません、細かい気泡です これはひどいところの写真ですが、各所に気泡を確認 気泡が小さすぎるので削るほか無い状態 希望を託して荒目のコンパウンドがけ クリア層がとっても柔らかいおかげか 希望が持てるくらい気泡が落ちた! あれ?下の層にもまだ気泡があるぞ? もっと磨くぞ! はい下地コンニチワ 絶対やっちゃうって途中から想像してましたよ 気泡が面であればマシなのですが、立体的に入っているのでとても厄介 もう後で直すこととして 全体を耐水ペーパーで研ぎ出し そうすると気泡が目立ちあらたな補修箇所を発見 気泡消し... 気泡消し... 気泡消し... 苦行を経てマットになりました 気泡を極力消すのにけっこう研ぎ出ししたのでク