このSA05は2006年の開幕戦にむけ、急ごしらえで2002年のアロウズA23マシンを2006年規定に合わせたものでした。エンジンはHONDA V8、巷では低重心化が進む中、ギアボックスに合すためわざわざエンジンを持ち上げたそうです!ダウンフォースもなければメカニカルグリップもない急ごしらえのじゃじゃ馬を佐藤琢磨は開幕から3戦連続完走させています。入賞こそなりませんでしたが、SA05の存在自体が特筆すべき出来事でしたね。テレビを通してもビシビシスピリットが伝わってきました。途中、井出有治がほされちゃったのには残念でなりませんでした。そんなこんなでワレワレ日本人には価値ある一台なのです。ミニカーの価値もそうゆう視点で評価してもらいたいものですよね。
久々に1/43スケールネタ 全面デカールミニカーを購入したので、デカール軟化剤とリキッドデカールフィルムを使用し経年劣化予防を行いました。 写真は経年劣化予防施工済みのミク号とリキッドデカールフィルムです。 (ビフォーアフターなくごめんなさい) だいぶ前にZ4ミク号で同じようなことを紹介しておりますが、補完の意味で再度紹介したいと思います。 【デカール軟化剤とは】 水転写式デカールを柔らかくし、下地に密着させるためのもの 【既製品ミニカーでデカール軟化剤を使用する理由】 デカール軟化剤でデカールの浮きを無くすことで、経年劣化によるデカールの割れを極力抑制する デカールの浮きをなくすことでカウルラインがハッキリしリアル感が増す 【リキッドデカールフィルムとは】 劣化したデカールを水に浸してそのまま使用するとデカールがバラバラになってしまうため、これを塗ることで糊の層を厚くし弾性を得させることでデカールを復活させるためのもの 【既製品ミニカーでリキッドデカールフィルムを使用する理由】 デカール保護層を厚くしデカール経年劣化を極力遅くする クリア塗装したほどではないが光沢を得ることができる クリア層が形成されることからデカールの発色が良くなる 施工が楽 といった具合です。デカール軟化剤を使用するのは難易度(デカールを壊すリスク)が高いため、リキッドデカールフィルムを塗るだけでも効果は大きいかと思います。 20200802追記 ※1/64スケールですが、TARMAC WORKS(R8LMS)とPARA64(R8LMS)は、リキッドデカールフィルム筆塗りで白文字ロゴが溶けてしまいました。 軟化剤で誤って溶かしたことはあるもののリキッドデカールフィルムで溶かしたのは今までで初です。特にPARA64に至っては白デカールまで溶ける始末、デカール自体にノリが乗っていないとか!?まさかでデカールの上にタンポ印刷?? Sparkのものは全く問題なくリキッドデカールフィルムを施工出来ます。 ◆ デカール軟化剤とリキッドデカールフィルムを使用し経年劣化予防方法1 まず、ワックス等油分を除去する為エナメルシンナー等で軽く表面を掃除する ※カウルラインに沿ってデザインナイフでデカールを切る(ご尊顔を切る...
コメント